はじめに
ゴルファーを悩ませるミスのチャンピオンといえば、スライスですよね。
なにせ、初心者の90%はスライスで悩むとまで言われますからね。
リス太もゴルフを始めて半年は練習場でもスライス祭りに悩みました。そして、初ラウンドの第1打も見事なOBからスタートしましたよ・・・涙
スライスの悩みとお別れしたいゴルファーのみなさんへ、大切なゴルフスイングのポイントをお伝えします。
スライスする原因をおさらい
そもそもなぜスライスするのか、今更ですがおさらいです。
ゴルフクラブは構造上、バックスイングでフェースが開いて、インパクトでスクエアに戻り、フォローで閉じるという動きになります。
フックグリップはフェースの開閉がないとか言いますが、ないわけではなく、開閉の度合いが少ないだけで必ず開閉します。
そして、スライスする原因はフェースが開いた状態でインパクトするからですよね。当然ですね。
であれば、インパクトでフェースをスクエアに戻せればスライスしないわけです。
原理的にはインパクト時のフェースの向きを意識して、その通りに実行できればスライスしないはずなのに、インパクトでフェースがスクエアになるように意識すればするほどスライスするゴルファーが多いはずです。
なぜなんでしょう?
ゴルフスイングはインパクトで終わりじゃない
すでにゴルフスイングはバックスイングでフェースを開いて、インパクトでスクエアに、そしてフォローで閉じる一連の動きであることはお話ししました。
そう、ゴルフスイングは一連の動作なので、インパクトだけを意識してもフォローでクラブが閉じなければ、スイングは完成しません。
体は回転していますから、スイングとしてはフィニッシュまで振り切ることができて初めて完成なんですね。
どんなにスクエアなインパクトを心がけてもスライスが止まらない人は、フィニッシュまで振り切れていないケースが多いです。
当てることに意識がいっているので、ボールの芯を打ち抜くことができていないので、弱々しくスライスしていくわけです。
スライスを治したければ、重要なのはインパクトではなくフォローです。
インパクト後にヘッドスピードが最速になるように!
スライスで悩むゴルファーは、当てることに意識がいっていることが多いので、インパクトでヘッドスピードが最速になります。その代わり、フォローではどんどんスピードが落ちてフィニッシュまで振り切れないことになります。
そうではなくて、重視するべきはインパクト後にヘッドスピードが最速になるようにスイングすることです。
意識すべきことは、ボールを当てるのではなくて、振り切ることだけです。
フィニッシュまで振り切ったら、途中にボールがあったので当たった。
これくらいの意識が正しいです。
体の回転主導の正しいスイングができていれば、フェースの向きを考えずとも、インパクトでフェースは正しい位置に戻ってきます。
大切なのは、インパクト後にヘッドスピードが最速になるようにスイングして、フィニッシュまで振り切ることです。
これができると、飛距離も方向性も格段にアップしますから、気づけばスライス癖なんて治ってますよ!
おわりに
スライスの悩みはゴルファーなら誰もが持つものです。
でも、フェースの向きやまっすぐ当てようとする意識が強いとドツボにハマります。
それよりも、ゴルフスイングの基本を思い出しましょう。
フィニッシュまで振り切る、これに勝るスイングのコツはないです。
インパクトではなく、インパクト後に意識を向けて、スライスの悩みから解放されましょうね☆