パターのアドレスは三角形?五角形?

パター入る パターを極める

パター入る

はじめに

こんばんは。リス太です。

パター練習してますかー?
「パット・イズ・マネー」といわれるくらい、パッティングはスコアアップの重要な要素ですね。ドライバーでかっ飛ばしても一打、50センチのパットも一打ですからね。

ドライバーやアイアンのスイングは基本を守ることで上達しやすいですよね?ヘッドアップしないように前傾を維持して、体の回転で云々かんぬん…。

一方で「パターに型なし」といわれるように決まった打ち方はありません。
それだけ感覚がものをいうんですね。
でも、パターが苦手なゴルファーは多いし、すこしでも上達するためのヒントは欲しいところですよね?

そこで、今回はパターのアドレスの型についてお話しします。

三角形と五角形、どんな違い?

パターに型なしとはいうものの、大きく分けるとパターのアドレスは2種類に分かれます。

ちょうどグリップから腕、肩を結んだラインが作る図形が「三角形」か「五角形」かですね。

三角形、五角形

三角形アドレス

三角形のアドレスは、通常のアイアンショットなどと似た構えなので、違和感なく構えられますし、初心者のうちはとくにパターに対して他のスイングと分けて意識しないでしょうから、このアドレスが多いのではないかと思います。

特徴としては、手首を支点にする点です。
手首を支点にパチンとボールを弾く打ち方がしやすいので、「タップ式」のストロークに合いやすいですね。

通常のゴルフスイングと同じように構えますので、違和感がない反面、手を操作しやすいことがデメリットにもなります。

パットにフィーリング、感性を重視するゴルファーに合いやすい構えですね。

パター形状としては、「ピン型(ブレード型)」、「L字型」で開いて閉じて打つイン・トゥ・インのストロークのゴルファーに相性が良いです。

五角形アドレス

一方、五角形アドレスは支点が肩にあります。腕、手首を固定して、ちょうど腕のラインとパターのシャフトが一直線になるように構えます。

シャフトと腕が一直線

手首や腕を使わず、肩を回して打ちます。ショルダーストロークのゴルファーに合う構えですね。

手首や腕を使わないので、手が悪さをせず、ストロークが安定しやすいです。

パター形状としては、「マレット型」や「ネオ・マレット型」が相性が良く、まっすぐ引いてまっすぐ打ち出すストロークスタイルのゴルファーが好むアドレスですね。

欠点としては、通常のショットと構えが大きく異なるので、慣れるまでに多少時間がかかるかもしれないことです。
また、三角形アドレスよりも肘を曲げる分、前傾が深くなりますので、窮屈に感じる可能性はありますね。

でも、オートマチックに安定したストロークができる点は大きな魅力ですよ。

水野リス太画像

リス太

リス太は五角形のショルダーストローク派です。昔はパッティングのセンスがいい人が、初心者なのに三角形アドレスでポコンポコン入れてくるのがうらやましくて、三角形でした(というか、なにも考えてなかっただけかも…)。今はストロークも距離感もこれで安定して、パッティングに自信が生まれましたよ!

パターが苦手な人はこっち!

タイトルにしておいてなんですが、こっちというのは特にないんです…。
距離感が悪い自覚がある人は、ショートしてしまうことが多いか、オーバーしてしまうかによっても対策が異なりますが、アドレスの型にはあまり答えはないかもしれません。

どちらかというと、フェースインサートの硬さ(記事はこちら)やパター形状(記事はこちら)の影響が強いかもしれないです。あとは練習量が足りないとか…。

ただし、パッティングが不安定、まっすぐ打てない、距離感がマチマチなど、パッティングそのものに圧倒的な苦手意識を持っている人は五角形アドレスを試してみることをオススメします。

五角形アドレスの魅力は、なんといってもオートマチックに再現性が高いストロークができることなので。
一気にストロークが安定する可能性がありますよ!

もちろんパターはグリップ(握り方)やグリップの太さ、グリップの形状によっても大きく影響を受ける繊細なものなので、自分に合うスタイルを練習で探してみるのも楽しいですよ!

とくにグリップ(握り方)はパターだけ「逆オーバーラッピング」が基本形だったり、「クロスハンド」や「クロウグリップ」など変わった握り方もあります。「パターに型なし」といわれるゆえんですね。
パターの握り方については、別の記事で書こうと思います。

おわりに

いかがでしたか?
今回はパターのアドレスは三角形か五角形か、でした。
どちらが正しいとかではないので、自分に合うアドレスを見つけてもらえればと思います。

パターが上手くなりたかったら、

とにかく練習
です。

パターなら家でも練習できますし、上手くなると練習も楽しくなりますよ。
理想のラインで3メートルくらいのパットが入った時の快感は、ラウンドの疲れも吹き飛ばしちゃいます!

ちなみに、パターの極意についての記事、「パターの極意はまっすぐ転がす」も参考にしてください。

パターを得意になって、楽しいラウンドを☆

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