ウェッジはロフト角の組み合わせで選ぶ!

クラブとボール ウェッジおすすめ・選び方

クラブとボール

はじめに

ウェッジのロフト角の組み合わせ、ちゃんと考えてますか?

ピッチングウェッジはアイアンセットに含まれて販売されることが多いので、あまりロフト角について考える機会はありませんよね?

でも、アプローチウェッジより下の番手は別です。

ロフト角を基準に選ばなければいけないですからね。

たとえば、タイトリストのボーケイウェッジが欲しくなったとして、何本買いますか?そして、ロフト角は何度のウェッジを買いますか??

ウェッジと略称

ウェッジ

ゴルフはクラブの種別ごとに名前がついていますよね。

ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ(ハイブリッド)、アイアン、パター、そしてウェッジです。

でも、ご存知の通り、ウェッジの中でまた名前があります。

よくあるところでは、ピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジです。略称でいうと、PW、AW、SWですね。

ほかにもロブショット用のロブウェッジ(LW)やストロングロフトのアイアンセットだとGWがあったりします。ウェッジ間のギャップを埋める意味でギャップウェッジと呼ばれます。

でも、この名前って略称なんですよ。

基本的にはグリーンに近いところで使うことの多い専用のクラブ、それがウェッジです。

ウェッジはロフト角で選ぶ

ロフト角

だから、本来はロフト角でウェッジは選ぶんです。

リス太は一番はじめにゴルフを始めたとき、アイアンセットにウェッジもついていたので、ロフト角の概念を考える機会がなかったです。

でも、いざ新しいウェッジを買おうと思った時に知ったんですね。ウェッジはロフト角で選ぶんだって。

ロフト角は均等であること!

クラブセッティング

アイアンセットにはたいていピッチングウェッジがついてます。

このピッチングウェッジが自分の選ぶべきウェッジのロフト角の基準になります。

アイアンからピッチングウェッジにかけて、たいてい4度のロフト角で等間隔に番手が構成されることが多いです。

表にするとこんな感じです。
併せて飛距離もだいたいこんな具合ですね。(ロフト角と飛距離の関係については別記事を参考にしてください!)

ロフト角 クラブ 飛距離(フルショット) ラン ヘッドスピード
26度 5I 170y 9y 44m/s
30度 6I 160y 8y 44m/s
34度 7I 150y 8y 44m/s
38度 8I 140y 7y 44m/s
42度 9I 130y 6y 44m/s
46度 PW(ピッチングウェッジ) 120y 5y 44m/s

この場合だと、ピッチングウェッジのロフト角は46度ですね。

ウェッジ同士も等間隔のロフト角で選ぶといいです。

つまり、ピッチングウェッジのロフト角、46度を基準に等間隔でウェッジのロフト角を決めます。

たとえばロフト角6度刻みで2本選ぶのであれば、52度と58度をチョイスするのがよくある形ですね。略称で言えば、52度がAWで58度がSWです。

アプローチ用とバンカー用

バンカーショット

ウェッジはピッチングウェッジのロフト角を基準に選びますので、フルショットで何ヤード飛ぶかという観点がウェッジ選びのポイントになります。

ピッチングウェッジのフルショットで120ヤード飛ぶとして、1番手下げたら70ヤードしか飛ばないとなると、ギャップが大き過ぎて対応が大変ですよね。

それと同時に、ウェッジにはアプローチとバンカー脱出という重要な役割があります。

アプローチの基本的な打ち方はピッチエンドランですから、ランニングアプローチのように低く転がすのでなく、ある程度ボールが上がってから転がるように打ちます。

それには地面(基本は芝)を滑るようにクラブを使う方が効率的なので、バンス角が大きいウェッジが活躍するわけです。

また、バンカーからのショットは、ボールを砂の上から脱出させるために、エクスプロージョン(爆発)ショットをする必要があります。そのためには大きいバンス角が必要なので、ウェッジが活躍するわけですね。

そうなると、アプローチ用のウェッジ(AW)とバンカーショット向けのウェッジ(SW)は最低限必要なわけです。

水野リス太画像

リス太

要は、ウェッジはロフト角で選ぶものなので、アプローチウェッジかサンドウェッジかといった名前よりもロフト角を見ようね、といった話なんです。とはいえ、メインの用途がアプローチかバンカーかも、バンス角などの観点でウェッジ選びには重要です。

ウェッジは2本か3本か

サンドウェッジ

サンドウェッジ(SW)は1本でいいとして、アプローチウェッジ(AW)を1本にするか、2本にするかによって、構成が変わります。

ピッチングウェッジ(PW)のロフト角を基準にするので、たとえばピッチングウェッジ(PW)のロフト角が46度だとすると、6度刻みにするならアプローチウェッジが52度。サンドウェッジが58度になります。

4度刻みにするなら、アプローチウェッジが50度、54度。サンドウェッジが58度ですね。

AW1本×SW1本

ロフト角 クラブ 飛距離(フルショット) ラン ヘッドスピード
46度 PW(ピッチングウェッジ) 125y 5y 44m/s
52度 AW(アプローチウェッジ) 110y 4y 44m/s
58度 SW(サンドウェッジ) 95y 2y 44m/s

AW2本×SW1本

ロフト角 クラブ 飛距離(フルショット) ラン ヘッドスピード
46度 PW(ピッチングウェッジ) 125y 5y 44m/s
50度 AW(アプローチウェッジ)その1 115y 4y 44m/s
54度 AW(アプローチウェッジ)その2 105y 3y 44m/s
58度 SW(サンドウェッジ) 95y 2y 44m/s

いずれにせよ、ピッチングウェッジのロフト角を基準に等間隔でウェッジを選ぶことが基本ですね。

水野リス太画像

リス太

リス太はタイトリストのCBユーザーなので、ピッチングウェッジのロフト角は46度です。アプローチウェッジは52度。サンドウェッジが58度です。
ロブウェッジ(LW)も持ってますが、使わないですね…。サンドウェッジでロブショットは打てるし、そもそも本番ではやりません(できないだけ涙)

おわりに

「ウェッジはロフト角の組み合わせで選ぶ!」でした。

リス太もはじめて自分でウェッジを買った時に選び方を知りました。

ウェッジはアプローチやバンカーで使うのと同時にフルショットもしますよね。

だから、アイアンからの流れで選ぶ必要があり、ピッチングウェッジのロフト角が基準になるんです。

その上でロフト角が等間隔になるようにウェッジ構成を決めればOKです。

最近は、バンス角やグラインドなど、同じロフト角でもバンカーショット専用に作られたモデルや逆に抜けが良くて操作性の高いモデルなど、自分の用途に合わせて選べるものもありますよ。

用途・苦手に応じてグラインド、バンス角を選べるウェッジ

バンカー脱出に強いと評判のウェッジ

あるいは、バンカーが苦手なら、脱出に強いウェッジを選んじゃうのも手です!

苦手を埋めてくれる、あるいは得意を伸ばしてくれるようなウェッジを見つけてショートゲームに強くなれば、スコアアップは間違いないですよ☆

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