ゴルフ練習なら左手一本打ちのすすめ

練習法・練習のコツ

2017.12.31

はじめに

左手一本打ち練習については、以前も「手打ちを直す練習法」という記事で紹介したことがありますが、改めて最近この練習法の重要性を感じたので、再度書いてみます。

ゴルフ初心者はもれなくスライスあるいはフックに悩むのが通常です。
スライスもフックもフェースが開いているか閉じているか、どちらかが原因なのはもちろんですが、なぜフェースがスクエアに戻らないのでしょうか？

ゴルフスイングはバックスイングでフェースが開いて、インパクトでスクエアに戻り、フォローで閉じるのが自然なクラブの動きです。

逆にいうと、これができないとボールはまっすぐ飛ばないですし、飛距離の面でもこの動きがもっとも効率的にボールを飛ばすことができます。

では、なぜインパクトでフェースがスクエアに戻らず、開いたり閉じたりといった状態になるのか。

それは体の回転に連動した腕の動きができていないからですよね。腕より体が先に開くか、腕だけ先に打ちに行っているかのどちらかです。

本来、クラブは体の正面にあって、常にその状態を保って体の回転でスイングできれば、理想的なインパクトを迎えられるはずなんです。

頭でわかっていても、できないんですね。
振り遅れるか、手打ちか。

これを撲滅する方法が、左手一本打ちなんです。

やり方は簡単です。
左手一本でクラブを持って、いつも通りスイングしましょう。

たいていの人はボールの上っ面を叩いてしまって飛ばないか、シャンク気味に右にボールが弱々しく飛んでいくかどちらかになるはずです。
これはスイング軌道がブレてしまってアドレスの位置にクラブが戻っていないからです。
体の回転にあわせてテークバックしないとボールに当たることもままならないです。

これで、ちゃんとボールに当たるようになれば、体でテークバック出来ている証拠です。

左手一本で打つとボールが左に行く人は、フェースがスクエアに戻ってない人です。
ゴルフは利き手が右なら左手主導でスイングするのですが、それが出来ていないってことです。
フェースが戻ってこないので、ボールが右に行くんです。
両手で打ってもスライスしてる原因はこれです。

フェースがしっかりスクエアに戻ってくるように一気に振り抜きましょう。
左手一本でまっすぐ飛ぶようになれば、スライスしなくなります。

これはもう完全に手打ちだってことです。
体が回ってないんですね。

手で打つ意識を完全に捨てましょう。

引っかけ癖のある人に多いです。
左足を軸にして体を回転させるイメージでスイングできるとまっすぐボールが飛ぶようになります。

これくらいきれいにゆっくりと振れるといいですよね。

左手一本打ちのすすめでした。

左手一本打ちは確かに難しいですが、体と腕の力を抜いて、体の回転でスイングする感覚をつけやすい練習法だと思います。

左手一本打ちは、ゴルフスイングの基本がすべて詰まっていて、スライスも引っかけもトップもダフりもすべて解決できる練習法です。

はじめは当たらないので、練習場でやるのは勇気がいるかもしれないですが、大丈夫です！だれも見てないですから笑

これができるようになると、両手でスイングした時にものすごく簡単に感じますよ。
超おすすめの効果絶大な練習法です☆