若者がゴルフをやりたくなる3つの提案

ゴルフ女子 オモシロ系

ゴルフ女子

はじめに

いきなりですが、リス太は若者ではないです。

でも、生まれて初めてゴルフクラブを握ったのは、まだまだうら若きピチピチ男子の頃。

あれは20代中頃だったでしょうか。

今でこそゴルフにハマって長い期間が経ってますが、20代の頃は練習場には行くけどゴルフにハマったとは言えなかったですね。

日本ゴルフ場経営者協会がまとめたデータによると、

29年のゴルフ場利用者数は延べ8655万6千人にとどまり、ピークだった4年度(1億232万5千人)の8割強まで落ち込んだ。※参照元URL: https://www.sankei.com/economy/news/180530/ecn1805300001-n1.html

とのこと。ゴルフ場は倒産するところも増え、会社のコンペも激減し、新たな顧客である若者はゴルフ離れ。ゴルフ業界はまさに逆風なわけです。

おじさんたちも含めてどんどんゴルフ人口が減ってるんですからね。

たしかに企業が接待交際費をカットしているのは大きな理由としてあるでしょうが、若者がゴルフをやらないことにはゴルフ業界に未来はないですよね。

若者がゴルフをやらない理由

ゴルフ女子

結論を言えば、こんな感じですかね。

・お金がかかる
・車が必要
・ルール、マナーが難しい

これ、リス太の時代とあまり変わらない気がします。

でもね。リス太が若者の頃よりも日本のプロゴルファーは世界に出て行ってます。
松山英樹しかり、畑岡奈紗しかり。

かつてのおじさんスポーツのイメージは、ゴルフのオリンピック競技化と相まって、「ゴルフはスポーツ」ってイメージに変わったように思います。

そんな中でも、やっぱり若者はゴルフをやりませんね。

リス太も会社で勝手にゴルフアンバサダーをやってますが、若者はまぁ続かないです。20代は特に。

だって仕方ないですよ。

お金が付いて回りますからね。車だって毎回先輩に出してもらうのはキツイし、練習だっていけないですからね。

シェアリングエコノミーとかリユースとか、日本人のモノの所有に対する意識は確実にここ5年~10年で変わったのに、ゴルフはそれに付いて行ってないと思うんです。

いきなり話が脱線した雰囲気ですが、日本人のライフスタイルは変わったんですよ。本気で。特に若者は。

となると、今までのゴルフビジネスは今後ますますシニア層にしか通用しなくなって、若者という新規ターゲット層の顧客掘り起こしはできないことになっちゃうわけです。

これはマズい!!

そこで、若者がゴルフをやりたくなるような施策を打って、ゴルフをやる動機付けをしたいわけですね。

若者がゴルフをやらない理由が、裏を返せばやりたくなる理由にもなるはず。

若者がゴルフをやりたくなる施策案

必ずキャディさんが付くようにする

カート

2019年にゴルフのルールは大幅に改定されましたよね。

バンカーは2打罰で後方にドロップできるようになったし、グリーンではピンを刺したままパッティングできるようになったり。
2019年のゴルフルール改定については、「2019年改定ゴルフ新ルール|ゴルフが変わる衝撃の内容はコレ!」を読んでくださいね。

たしかにルール改定をはじめとしたこうしたゴルフ業界の努力が、ゴルフ人口減少の危機感から生まれたものなのはたしかでしょうね。

ちなみに世界的にもゴルフ場の数は減ってるんです。アジア、アフリカ、中米の一部地域を除いて軒並み減少しています。

ゴルフ施設の増減を2015年と2017年で比較したデータでは、全世界で850ほどゴルフ施設が減少しています。※出典: Golf aroung the world 2015 及び Golf aroung the world 2017(https://www.mamejiten.com/sp/golf/diary/G/119.html)

増えてそうなあの中国ですらゴルフ場は減ってます。まぁこちらは国策として、不正の温床である(と思われる)ゴルフ場を一気に閉鎖したからってのもあるみたいですが。なんせ、19%減ですからね、中国。

話が世界に行っちゃいましたが、初心者、ひいては若者を取り込むためのルール改定をしても、まずは若者だけで楽しむほどゴルフのルールは簡単じゃないですよね。

とくにマナーの厳しさで敬遠されることが多いはず。スポーツですからマナーやルールは大切です。

でも、他の組の人から怒声を浴びせられて楽しい人はいないですよね。

もっと寛容かつビジネスライクにマナーやルールを若者に伝える人が必要。

それにはキャディさんの存在が重要じゃないかなと思うんです。

キャディさんつけるとお金がかかるじゃないですか。

でも、マナーやルールを介して公平に楽しむのがスポーツのいいところ。

とくにマナーやルールが難しいのに同組の上級者、経験者がそれを管理しながら初心者に優しく教えつつ、自分のプレーも楽しむなんて余裕はない。

だったら、ゴルフを若者に楽しんでもらうためのアンバサダーとしてのキャディさんの役割は大きいと思うんですよね。

キャディさんを付ける金額を安くするどころか、それをデフォルトにしちゃえばいいと思うんですよね。

だって、野球にしてもバスケにしても、ルールを知らない初心者同士で、いきなり本番やらないでしょ?

プレーしない客観的な第三者がいるべきじゃないですか。

それってゴルフならキャディさんでしょう。

ゴルフクラブは原則レンタルにする

キャディバッグ

ゴルフを若者がやらない理由の大きなものとして、車と道具がありますよね。

ゴルフ道具はレンタルできるもんだと思って、若者が手ぶらでゴルフ場に来たっていう笑い話がよくありますが、他のスポーツと比べると感覚的にわからんでもないですよね。

ゴルフクラブはセットで揃えたら数万円かかる高級品ですよ。

それなのに今後やるかどうかもわからないものを全部揃えないとラウンドできないんじゃ誰もやろうと思わないですよね。

他のスポーツ同様、ゴルフ場でレンタルできるのを普通にしちゃえば、本気でやりたい人は自分のを買おうと思いますよね。

ビリヤードだってボーリングだって、初めてやるのにマイキューやマイボールを買う人いないですよね。

練習場や一部ゴルフ場で貸してくれるところはあるけど、どちらかというとレンタルしてのゴルフってマイノリティですよね。

それを普通にしちゃえばいいと思うんですよね。

そしたら、手ぶらでゴルフ場にいける!車もいらないでしょ。

最悪スノボに行く感じでみんなでバスや電車でいきゃいいじゃんって思うんです。

激安ゴルフ場

ティーショット

ゴルフを安く行こうと思ったら、地方かつ平日ですよね。

まず若者、とくに若手サラリーマンは平日に地方に行けないでしょう。都心に住んでたらとくに。

もっと土日も安くゴルフができる環境を作れるようなビジネスモデルをゴルフ場も考えれないものですかね。

たとえば、メーカーとタイアップ組んで、最新モデルのゴルフクラブを無料で借りられるとようにして、フェアウェイやグリーン、カートにも広告載せまくって、無料とは言わないまでも広告モデルのゴルフコース作っちゃうとかね。

無料で貸与したクラブが気に入ったら、同じモデルをそのままゴルフ場で買えるようにしたら、なんか売れちゃう気がしますけどね。

ゴルフ場もメーカーもWinWinじゃないかなーと。

おわりに

若者がゴルフをやりたくなる3つの施策でした。

いや~、好き勝手言ってすみません。

でも、リス太もゴルフを愛する1人としてこのままゴルフ業界が斜陽産業って言われ続けるのも癪なのです。

日本人プロゴルファーが世界で活躍できるようになってきた今だからこそ、スポーツとしてのゴルフから、若者がやりたくなるスポーツに昇華させたいですよね。

ゴルフ、かっこいいからやりたい。

って思わせるような新しい取り組みをゴルフ業界、ひいてはゴルファー1人1人の意識改革から始めたいなぁと思いますよね!

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