【2018年男子ツアー】SMBCシンガポールオープン

S・ガルシア選手 ツアー情報
画像参照元:https://news.golfdigest.co.jp
S・ガルシア選手

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はじめに

先月2017年ツアー終わったばっかりのJGTOですが、早速2018年1月にはシンガポールとミャンマーで大会が開催されます。

第1弾は「SMBCシンガポールオープン」です。
2018年1月18日~21日までの4日間で開催されたこの大会、毎年ツアー初戦に行われ、昨年は当時50歳(今年1月30日で52歳)の鉄人、タイのプラヤド・マークセン選手が9アンダーで逆転優勝を飾りました。

日本勢では、2017年JGTO賞金ランキング2位の小平智選手が星野隆也選手と並んで6位タイとなり、最高位でした。
小平智選手はそのままの勢いで、JGTOツアーを引っ張り、最終戦で惜しくも選手会長宮里優作選手に賞金王の座を奪われたものの、素晴らしい活躍を見せたシーズンでした。

S・ガルシア選手

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2018年大会は、2年連続出場となる2017年「マスターズ」を制したセルヒオ・ガルシア選手(スペイン)や2010年「全英オープン」覇者ルイ・ウーストハイゼン選手(南アフリカ)など、海外からビックネームも参戦し、盛り上がりが最高潮に。

また、今季から日本ツアーに復帰し、選手会長の重責も担う石川遼選手のプレーも気になるところです。

石川遼選手

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さて、2018年「SMBCシンガポールオープン」です!

2018年「SMBCシンガポールオープン」結果

S・ガルシア選手

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順位 選手名 スコア 最終日スコア
優勝 S・ガルシア -14 -3
2位タイ 小平 智 -9 0
2位タイ S・ノリス -9 -1
4位タイ J・ジェーンワタナノンド -8 0
4位タイ D・ブーマ -8 +2
6位タイ S・クロッカー -7 -2
6位タイ C・デービス -7 -1
8位タイ M・タブエナ -6 -1
8位タイ G・グリーン -6 0
8位タイ L・ハーバート -6 0
8位タイ B・ヘンソン -6 -6

さすがの一言で、マスターズ覇者として凱旋出場のスペインのセルヒオ・ガルシア選手が14アンダーで圧勝しました。

この日、11アンダーの単独1位でスタートしたセルヒオ・ガルシア選手ですが、アジア屈指の難コースで着実に3つスコアを伸ばす独走劇でした。

1月にキャロウェイ・ゴルフと用具契約を結んだばかりでクラブとボールを実戦投入した初戦での優勝となりました。4日間通じてパーオン率は全体1位の90.28%と最高のスタートを切ったと言えます。
次週はヨーロピアンツアーの「オメガドバイデザートクラシック」です。2週連続優勝も期待できますね。

小平智選手は我慢のゴルフで2位タイに!

小平智選手

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2017年シーズンは惜しくも賞金王は逃したものの、小平智選手の安定感光るプレーぶりは今季も健在でした。

9アンダーの4位タイでスタートした最終日は5バーディー5ボギーと出入りの激しいゴルフとなりましたが、ボギースタートの苦しい展開も最終18番でバーディーフィニッシュとし、なんとか2位に食い込むあたりはさすがですね。

小平智選手

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2017年ツアー終了時点では、世界ランキング52位となっていましたが、SMBCシンガポールオープンでの2位が効いて、1月22日更新の男子世界ランキングは42位までジャンプアップしてきました!
かねてから小平智選手が目標と公言するマスターズ出場は、開催前週の世界ランキング50位以内に出場権が与えられますから、自力で出場権を得られそうな状況です。

このあたりもさすがですね!
なんとかこの順位を維持して晴れてマスターズ出場を勝ち取って欲しいですね。

選手会長石川遼選手も復調の兆し!

石川遼選手

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さて、SMBCシンガポールオープンは各国ビッグネームの出場と同じくらい話題の選手がいます。

もちろん2018年JGTOツアーから本格的に日本ツアーに復帰する石川遼選手ですね。

最終順位は4アンダーの16位タイとなりました。
この日は4バーディー4ボギーのアンダーパーで回り、スコアを伸ばすことはできませんでした。やはり、3日目の2つのダブルボギーが効きましたかね。

ただ、フェースの開閉を抑えるスイング改造の効果も徐々に現れてきて、2日目はスコアを5打伸ばして、7アンダーでトップタイに名を連ねましたからね。
昨季後半同様、復調を予感させるに十分なプレーだったと思います。

石川遼選手

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もちろん安定感という点では、2位でフィニッシュした小平智選手には及びませんが、それでも日本ツアーを引っ張る存在として、ギャラリーを沸かせた4日間だったと思います。

昨季賞金王の宮里優作選手から選手会長を引き継いだ今季初戦の「SMBCシンガポールオープン」は大変思うところのある大会だったと思います。

石川遼選手自身も、JGTO選手会長である間は海外ツアーへの参戦を控えると公言していますし、早くも日本ツアーへの様々な提言を行っています。

今季は選手会長の重責を担いつつ、日本ツアー復帰を同時並行で進め、ツアーを戦っていくわけですが、今までの日本ゴルフ界への貢献度の高さは言わずもがなですからね
ファンとして、石川遼選手を心から応援しています!

おわりに

日本ツアー初戦、「SMBCシンガポールオープン」はセルヒオ・ガルシア選手の14アンダーでの圧勝で幕を閉じました。
マスターズ覇者の力を思う存分見せつけてくれましたね。

セルヒオ・ガルシア選手以外でも、小平智選手は抜群の安定感が顕在であることを見せてくれましたし、石川遼選手の復活も楽しみな2018年JGTOツアーです。

次週は「レオパレス21ミャンマーオープン」です。
JGTOツアーはその後2か月以上、4月中旬の「東建ホームメイトカップ」まで間が空きますから、次週は思いっきり応援しましょうね。
その前に4月頭には待ちに待った「マスターズ」もありますね!

2018年もJGTOツアーから目が離せません☆

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