ダウンブローのほんとうのこと

スライスのサムネイル画像

はじめに

・アイアンはダウンブローで打つ

・ダウンブローでターフをかっこよく取りたい

・打ち込まないとボールは上がらない

 

上記のような「ダウンブロー神話」、よくありますよね。

私も昔はそう信じて疑わなかったですし、もちろん理論的には正しいと思います。

ただし、「打ち込む」という意識が強すぎると実は大きな弊害にぶつかるかもしれません。

最近の主流はやさしいアイアン

今でも根強いファンの多い、タイトリストのMBシリーズに代表されるようなマッスルバックが主流だった一昔前であれば、ボールを高く上げ、ロフト通りに球を飛ばすためにはたしかには上から打ち込む必要がありました。
でも今はフェースも大きく、ソールも分厚いアイアンが主流になっています。

ハンドファーストに構えるため、クラブの最下点がボールよりも飛球線寄りになるアイアンショットでは、ダウンブローに打つ必要はあります。ただし、無理に上から打ち込む必要は決してなく、構えたなりに払うように打つことで「緩やかなダウンブロー」を実現することを目指した方がミスをする可能性が低くなります。

ダウンブロー画像

払うように打っても、分厚いソールのおかげでダフらずにボールを拾ってくれますし、フェースも大きいので芯を少しくらい外しても、設計上大きなミスにならず、ボールは想定に近い弾道で飛んでゆくはずです。

最近のスイング理論では、アイアンショットもターフを薄く取るのが主流です。場合によってはターフは取らない、というプロもいるくらいです。

みなさんも「アイアンは打ち込まないとダメ」といった固定観念から解放されてやさしくゴルフをすれば、もっと楽しくラウンドできますよ。

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