アイアンシャフトの選び方

アイアンシャフト

はじめに

こんにちは。リス太です。

前回はドライバーシャフトについて書きました(記事はこちら)。
続いて、今回はアイアンシャフトについてです。

ドライバーと違い、アイアンシャフトのメーカーは2大巨頭ですので、その辺も紹介しますよー!

アイアンシャフトの素材と作り

素材

シャフトはシャフトですから、フレックスやキックポイントなど、基本的なつくりは同じです(シャフト選びのポイントは、しつこいけど、前回の記事を参考にしてください)。

ただし、アイアンの場合はドライバーと違い、シャフトの素材にカーボンではなく、スチールが使われることが圧倒的に多いです。

とはいえ、最近はアイアンでもカーボンシャフトを採用するゴルファーも多いです。でも、やっぱりアイアンはスチールシャフトって方が多いですね。

ステップ

スチールシャフトには「ステップ」と呼ばれる節があります。

ステップ

まあ、竹みたいなもんですね。

竹の画像

ステップがあることのメリットは長さを変えやすい構造であることです。ステップはすべて同じ径(パラレル・ティップ)なので、メーカー側のメリットになりそうですね。
一方、ステップのあるシャフトでも先端に向かって細くなるテーパー・ティップのシャフトもあります。

また、ライフル・プロジェクトXで有名なステップレスシャフトもあります。
最近流行のKBSもステップレスシャフトを出してますね。

アイアンシャフトの有名メーカー

やはり、アイアンシャフトはスチールシャフト隆盛で、特にトゥルー・テンパー社と日本シャフト社の二大巨頭が普及率でいうとすごいです。

でも近年は、FST社のKBSツアーがグイグイ来ていますので、その辺も紹介しますよ!

TRUE TEMPER(トゥルー・テンパー)

TRUE TEMPERロゴ

スチールシャフトといえば、言わずと知れたこちらのメーカーですね。
アメリカ・オハイオ州で創業し、スチールシャフトを作り始めたのが、1923年と偉大な歴史を持つ会社です。スチールシャフト、いやシャフト界のガリバーですね。
トゥルーテンパー社WEBサイトはこちら

ダイナミックゴールドツアーイシュー

シャフトとしては、もちろんダイナミックゴールドが有名です。
アイアンシャフトといえば、これですね。
重いので、安定して振れます。
フレックスにシャフトの重さを付記したフレックス表記も特徴で、S200、S300、S400、X200、といった感じです。

また、かつてアメリカスチールシャフト業界の2大ブランドの一つだったライフルで有名なロイヤル・プレシジョン社を買収したので、軽量スチールシャフトのライフル・プロジェクトXもトゥルーテンパー傘下になっています。

PROJECTX

名実ともにスチールシャフト界のガリバーですね!

日本シャフト

日本シャフトロゴ

日本が誇るスチールシャフトメーカーです。他にも金属バットなど金属製品を作っています。
日本よりもアメリカで評価されて、日本に逆輸入されたメーカーです。
日本シャフトのWEBサイトはこちら

N.S.PRO Modus3

シャフトはN.S.PROで、スチールシャフトではダイナミックゴールドと並んで、2大巨頭です。
特徴としては、ダイナミックゴールドと比べて軽量であることです。

ほかにもRegio Formulaシリーズというカーボンシャフトを実は発売してたりします。

水野リス太画像

リス太

リス太はダイナミックゴールドを使ってますが、最近N.S.PROのモーダス3に差し換えようかと思ってます。
こちらはN.S.PROですが、重量シャフトです。シャフト選びって楽しいですよね!

FST

アメリカのシャフトメーカー。2007年に著名なシャフトデザイナーであるキム・ブレイリー氏に開発を依頼、2008年にKBSツアーシリーズを生み出しました。
このキム・ブレイリー氏は『ライフル・プロジェクトX』の生みの親です!

KBSツアーシリーズはスチールシャフトとしては、完全に後発組なのに、多くの有名クラブに販売時から組み込まれていたり、すごい勢いで普及して来ています。

特徴としては、ステップシャフトはテーパーティップのため、ステップごとに先端が細くなっていること、あるいはステップなしのモデルが販売されていることです。
プロジェクトXとともに、DG、N.S.PROに立ち向かう最先端のスチールシャフトです。
KBSのWEBサイトはこちら

KBSツアー

水野リス太画像

リス太

このKBSもあこがれの一本です。
まず、歴史的に惹かれます。みんながDGかN.S.PROの中、自分だけKBSだったらと思うとゾクゾクします。
かっこいいー!

アイアンシャフト一覧

シャフトと特長を表にしましたよ!

シャフト名メーカー調子弾道備考
ダイナミックゴールドトゥルーテンパー元調子スチールシャフトといえば、『ダイナミックゴールド』です。絶大なコントロール性能と安定性でスチールシャフトの代名詞。中級者以上に幅広く愛されています。
ダイナミックゴールド・ツアーイシュートゥルーテンパー元調子国内外のツアープロがこぞって使用しているプロ仕様のスチールシャフト。適応ヘッドスピードは46m/s~(X)、 40~48m/s(S)と上級者向きのモデルです。
N.S.PRO 950GH日本シャフト中調子中~高今や、世界を代表する軽量シャフト。ダイナミックゴールドと比較すると、同じフレックスでも30グラム前後軽いです。振りやすさを重視したゴルファーに向いているかもしれません。
N.S.PRO MODUS3日本シャフト元調子その名もMHT(Multi Heat Treatment)テクノロジー採用。N.S.PROの重量シャフトで、ダイナミックゴールド並みに重いです。粘りがあり、安定したショット性能がツアープロに支持されています。
ライフル・プロジェクトXトゥルーテンパー元調子トゥルーテンパー社の別ブランド。ノーステップで、各番手ごとにテーパー角を計算しています。ハードヒッター・上級者向きのモデルです。
KBSツアーFTS先、先中、元中モデルによるが、比較的軽量で弾道は高い。とくにダイナミックゴールドと比べると球の上がりやすさに目をみはります!

おわりに

今回はアイアンシャフトについてでした。

アイアンはウッドと比べると、飛距離よりも正確性が重要です。
狙ったヤーデージ通りに打てるか、狙った方向に打ち出せるか、を基準に自分に合うものを選んだらいいと思います。

キーワードは「安定性」ですかね。

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