アプローチの極意はボールの落としどころ

グリーン周り

はじめに

ゴルフ初心者が練習場である程度打てるようになってから、最初の壁になるのが「100切り」ですよね。

ゴルフを始めたばかりの頃って、ラウンドでボギーを取るのも大変じゃないですか?

ダブルボギーやトリプルボギーなんて当たり前ですよね。たまにうまくいってボギーって感じです。

全ホールボギーでスコアは90ですから、全ホールでダボなら100は切れません。当たり前ですが。

ガーン!

ではどうしたらボギーで上がれるか、となると、OBを打たないのは当然として、アプローチとパターがうまくなればボギーで上がれる確率は高くなります

特にアプローチはパッティングより前に行うので、パッティングを有利に進めるための大切な一打になります。

アプローチがうまくいけばパターもうまくいく可能性が高まります。いえ、むしろパッティングのためにアプローチはやるべきなんですね。

全てのショットはパターのための準備

カップイン

例えばパー5のロングホールであれば、ドライバーでのティーショット、フェアウェイウッドやユーティリティ、あるいはロングアイアンでの2打目、ショートアイアンやウェッジでの3打目、グリーンを外してのアプローチ、パターと進むわけです。

ちなみにこれだけで5打ですね。

3打目でグリーンを外す前提で考えると、パーを取るためにはミスは許されないわけです。

考えてみるとパーってすごいですね。

全てのショットは次のショットを想定して打つわけですが、もっと言うとパッティングを想定して行われるべきものです。

そして、特にアプローチはそうですね。

パッティングしやすい位置にボールを置くことが大切なわけです。

「寄せる」を意識しすぎない

べたピン

アプローチはカップに寄せるショットですから、もちろんカップに近ければ近いほど成功なわけです。

でも、常にOKパットで済むようなアプローチができるかと言うとできるわけないですよね。プロじゃないんですから。

にもかかわらず、ラウンドでアプローチするときに、一か八かのショットをするゴルファーが多いです。

下手するとチップインを狙ってるんじゃないかって思うくらいのショットを繰り広げる人が多いですね。

アプローチ

でも、アプローチはパターのための準備ですから、パッティングしやすいラインにボールを運べればいいんです。

具体的にはパットしやすいラインって、上りのまっすぐですよね。

パッティング

少なくとも上りのラインが残るようにアプローチすることが大切です。

これで確実に2パットで上がれます。
ボギーは固いですよね。

アプローチはボールの落とし所が肝

グリーン周り

ですので、アプローチは極端にカップに寄せようとか、カップに入れようなんて考える必要はないんです。

上りのパットが残るようにボールを大体のところに運べばOKなんですね。

そして、それにはボールの落としどころと転がりを計算に入れたクラブ選択が重要です。

以下に番手とキャリー・ランの比率の表を載せます。

クラブ7IPW(46度)AW(52度)SW(58度)
キャリー2456
ラン8654
向いているショットランニングアプローチランニングアプローチ or ピッチエンドランピッチエンドラン or ピッチショットピッチエンドラン or ピッチショット

普段の練習からどのクラブでアプローチしたら、どの辺りにボールが落ちて、どのくらい転がるかを把握して置くことが大切です。

ボールの落とし所を意識してアプローチができるようになると、パッティングが有利な状況で臨めるようになりますよ。

おわりに

「アプローチの極意はボールの落としどころ」でした。

アプローチは繊細で難しいショットですが、ベタピンに寄せようとか、カップに入れようなんて自分でハードルを無駄に上げる必要はないです。

あくまでもパターが打ちやすい位置にボールを運ぶことですよ。

それにはボールの落としどころが大切です。

グリーンの傾斜はパッティングだけでなく、アプローチの時点で考えて置くべきことなんです。

パットを考えたアプローチができるとスコアもグッとまとまりますよ☆

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