【2018年男子欧州ツアー】メイバンク選手権

SH.シャルマ

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はじめに

日本ツアー2戦が終わったばかりの2018年男子ツアーですが、4月の「東建ホームメイトカップ」まで、日本ツアーはお休みに入ります。

でも、選手たちの戦いは続きます。

だって、マスターズが4月に行われますからね。

出場権を争う世界のトッププロたちの激しい戦いはこれからなんです。

その中で行われるこの「メイバンク選手権」は非常に重要な戦いなんですね。

メイバンク選手権2018年の結果

SH.シャルマ

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東南アジアのマレーシア、サウジャナG&CCで行われた「メイバンク選手権」は賞金総額300万ユーロのビッグトーナメントです。

欧州ツアーの1大会として開催される本大会には、日本からも石川遼選手、谷原秀人選手、池田勇太選手、宮里優作選手片岡大育選手が出場しました。

特に日本人としては、JGTOツアー復帰かつ選手会長の大任を引き受けて、ツアー初戦の「SMBCシンガポールオープン」で好プレーを見せた石川遼選手に注目が集まります。

石川遼

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また、欧州ツアー参戦を目指している片岡大育選手にも注目ですね。

片岡大育

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2018年メイバンク選手権最終リーダーボード

順位選手名国籍スコア最終日スコア
優勝Sh.シャルマインド-21-10
2位J・カンピージョスペイン-19-4
3位タイP・ララサバルスペイン-18-6
3位タイRy・フォックスニュージーランド-18-6
5位タイ谷原 秀人日本-16-3
5位タイD・フリッテリ南アフリカ-16-1
5位タイN・ベルタシオイタリア-16-3
5位タイ石川 遼日本-16-3
5位タイK・ジョシインド-16-2
10位B・ヘンソン米国-15-1

結果としては、インドのSh.シャルマ選手が最終日「62」と大爆発!

通算21アンダーで2位と2打差をつけ逆転優勝を果たしました。

Sh.シャルマ選手は、今シーズン欧州ツアー2勝目。インド勢でシーズン複数回優勝は3人目です。

さすがレベルの高い欧州ツアーで、3日目までの5位タイ以内が11人と大混戦でしたが、最後まで集中力を切らさず、追いすがるJ.カンピージョ選手を振り切りました。

最終ホール、バンカーからの寄せワンバーディーは見事の一言でした。

谷原秀人選手と石川遼選手は5位タイに!

谷原秀人選手は復調の兆し

谷原秀人

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この大会、日本人選手の活躍も見事でした。

メイバンク選手権で今シーズン欧州ツアー4戦目となる谷原秀人選手は、通算16アンダーで初のトップ5入りの5位タイ

現在77位の世界ランキングも順位が上がりますから、昨年の滑り込みでの50位以内を今年も再現できるか注目です。

最終日は4番パー3の15メートルのロングパットを決めてのバーディーが見せ場でした。

谷原秀人

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パット、アプローチ巧者で小技が光る谷原秀人選手ですから、最近調子を落としているように見えるものの、これで良い流れを取り戻せると良いですね。

次週のオーストラリア開催「ISPS HANDA ワールドスーパー6パース」も注目です。

明らかに良くなってきている石川遼選手

石川遼

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今シーズンからJGTOに本格復帰する石川遼選手も16アンダーの5位タイに入りました。

選手会長としても獅子奮迅の活躍が期待される石川遼選手には様々な重圧がかかっていることと思います。

3日目に「63」のビッグスコアを叩き出した勢いを維持しての5位タイですが、やはり課題はショットの安定感

石川遼

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この日のフェエウェイキープ率は最下位ですから、それでも5位タイに滑り込める力は見せています。やはり、天性のアプローチとパットの技術が冴えましたね。

スイング改造も道半ばのようですが、4月の「東建ホームメイトカップ」まで2ヶ月強。

苦しい調整の日々が続きますね。頑張って欲しいです!

マスターズ出場権を巡る争いが続く

谷原秀人

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4月のマスターズ出場権を巡る争いは、現時点で出場権を持つ選手以外は、3月最終週の世界ランキング50位以内がボーダーラインになります。

日本勢では松山英樹選手を筆頭に、2017年シーズンの世界ランキングTOPにすでに入っている池田勇太選手、宮里優作選手が出場を決めています。

本記事執筆時点の2018年2月5日現在で、昨シーズンJGTOツアー賞金ランキング2位の小平智選手35位、谷原秀人選手が77位今平周吾選手85位とまだまだ目が離せない状況です。

おわりに

2018年の欧州ツアー「メイバンク選手権」はインドのSh.シャルマ選手の優勝で幕を閉じました。

この時期の各国ツアーの見所は4月頭のマスターズ出場権の行方に集約されますからね。

各選手の奮闘を見守りましょう☆

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